2015.4.14  課題研究  成果報告会を実施しました。
 3月19日に、愛知県産業労働センター ウインクあいちにて、平成26年度のSGH成果報告会を実施しました。
 なお、「国際バカロレアの趣旨を踏まえた教育の推進に関する教育の推進に関する調査研究」の報告会を合わせて行いました。全国から多数の教育関係者の皆さんにおいでいただき、ありがとうございました。
 写真は、生徒による課題研究の成果報告の様子です。  → 参考記事
 
   2015.1.30  SGH企画  HRに外国人講師がやってきた!
 名古屋国際センターとの連携により、LTの時間を活用し、それぞれのHRに外国人講師を招いて、国際理解・多文化共生について考える機会を得ました。1月23日には、2年生全クラスに、外国人講師をお招きし、充実した1時間を過ごしました。
 生徒からは「外国人講師の出身国の言葉を使ってのお話しは大変興味深く、今まで知らなかった国について知ることができました。」「世界には様々な国が有り、その国のことを知ることで、お互いの考え方を理解し合い、多文化共生の時代を生きることの大切さを学びました。」などさまざまな感想が聞かれました。
 なお、1年生は2月13日に実施します。
 
 2015.1.15 課題研究    SGH講座「論文を書くとは?」を実施しました。
  講師:上出 洋介先生(名古屋大学名誉教授、りくべつ宇宙地球科学館館長)
 いよいよ研究成果を論文にまとめるという仕上げの部分で、初めて論文作成に取り組みます。最近、研究の世界では論文に関する不正が問題になることが多く、高校生にとっては論文はどのように書けば良いのか?という疑問と不安がつきまといます。そこで、今回は長く国際誌のエディターをつとめられ、「アクセプトされる論文の書き方」(2014、丸善書店)を出版された上出先生に論文の書き方について、手ほどきをしていただきました。
 勉強と研究の違い、レポートと論文の違い、研究をしたら論文でまとめる、世界的に認められるには英語での執筆が当たり前などの基本的な事から、具体的テーマに沿った論文の書き方まで、初心者が安心して正しい論文作成に取り組める講義となりました。
 
   2015.1.15 課題研究   課題研究「韓国巡検」
 本年度の課題研究は「共生と調和のグローバル時代を目指して-アジアから世界へ-」をテーマに、韓国を研究対象とし、韓国人留学生を招いてのゼミ形式での学習会や、国内のフィールドワークを精力的に行いました。
 2014年12月20日~24日の日程で韓国を訪れ、高陽国際高等学校の生徒とともにソウル市内を中心にフィールドワークを行った上で、意見交換会を実施しました。参加した生徒からは、「メディアで得る情報ではなく、自分の目で見た情報に意味があり、韓国という国が距離的にも文化的にも近い国であることを感じることができました。高陽国際高校の皆さんと一緒に過ごした時間はかけがえのない宝物になりました。」との感想が聞かれました。

 
高陽国際高校の生徒との意見交換会の様子
   2014.12.12  SGH企画紹介  ②「課題研究:SGHゼミ」
 「共生と調和のグローバル時代を目指して-アジアから世界へ-」をテーマとした課題研究の学習会をゼミ形式で行っています。
 これまでの主な学習内容は「グローバル化とは何か」「新自由主義の受容とIMF危機後の韓国経済の変容+日本のTPP問題」「グローバル化の進行と競争の激化、格差拡大」「韓国の社会と文化、日本との違い」「日韓関係史+日韓間の歴史問題」「在日コリアンと民族差別+外国人労働者をめぐる問題」などです。
 このSGHゼミの特色は、隔週で名古屋大学の韓国人留学生3名に参加していただき、グループディスカッションを行っていることです。それぞれのテーマについて、日本人とは異なる視点での考え方を知ることができ、非常に充実したゼミとなっています。
 

毎回、韓国人留学生と熱心にディスカッションを行っています。

   2014.12.5 課題研究
SGH講演会 
  課題研究のテーマ「共生と調和のグローバル時代を目指して-アジアから世界へ-」の探究活動として、12月末に韓国を訪れ、現地高校生とのフィールドワーク、討論会を行うために、5月から日韓の様々な問題をゼミ形式で学習してきました。
 12月3日には、いよいよ目前に迫った韓国訪問を前に、 SGH講演会を行いました。

 演題:「日韓関係と歴史認識問題 -何がどうして問題になっているか-」
 講師:木村 幹先生(神戸大学大学院国際協力研究科教授)

 日韓間における歴史認識問題、経済問題など、何が問題で、今後どうすべきなのか、様々な問題の解答を得るための講演ではなく、韓国訪問までに考えなくてはならない課題を新たに提示されたような内容で、参加者一同、課題の重さに改めて気を引き締めました。
 なお、講演後は、恒例の講師の先生を囲んでの長時間に及ぶ座談会で、さらに深く課題を掘り下げました。
 
本校生徒に熱く語る木村先生
     SGH企画紹介  ➀「グローバル・カフェ」とは?
 「国際」系の学科やコースを持たない本校の環境をグローバル化させたい、そんな思いから始まった企画です。
 名古屋大学、南山大学など近隣の大学から、留学生を定期的に招き、気軽に自由に英語だけで、思う存分話しができる空間を作りました。
 10月から始まったこの「グローバル・カフェ」、毎回5人の留学生を招き、グループ毎に英語だけで話し合う企画は大好評で、最近では、運営も生徒自身が自発的に行うようになりました。
 
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